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ナナオ、ダイヤモンドトロンNF採用の17インチCRTディスプレーを発表――5月に一般向け新製品発表会を開催

2000年04月17日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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“EIZO”ブランドでディスプレーを販売する(株)ナナオは17日、平面ブラウン管(ダイヤモンドトロンNF)を採用した17インチCRTディスプレー『EIZO FlexScan T561』を発表した。発売は4月22日、価格は6万4800円。

『EIZO FlexScan T561』。本体カラーはアイボリーから“セレングレイ”に変更された
『EIZO FlexScan T561』。本体カラーはアイボリーから“セレングレイ”に変更された



FlexScan T561はCRTにダイヤモンドトロンNFを採用したカラー17インチディスプレー。ドットピッチ(AGピッチ)は0.25mm。水平周波数は30~96kHz、垂直周波数は50~160Hz。推奨解像度の1280×1024ドット時には85Hz、最大解像度の1600×1200時には75Hzと高リフレッシュレートの表示が可能としている。入力端子はD-Sub15ピンとBNC×5の2系統を備えた。

機能面では、新開発の“ファインコントラスト”機能を搭載した。これは表示対象によって最適なコントラスト調節を行なう機能。2モード用意され、“テキスト”モードでは文字をくっきりと表示し、“ピクチャー”モード時には、デジタルカメラやCADなどの画像を鮮やかに表示するという。切り替えは本体前面のボタンで行なう。またオートサイジング、色温度調節といった機能もそろっている。

このほか、本体カラーをアイボリーから“セレングレイ”に変更。またMacintosh G3/G4用に接続アダプターを標準添付する。

デザイナー招きユーザー向け新製品発表会を開催

同社では5月19日、一般ユーザーを対象とした新製品発表会を都内で開催する。

今春発売の新製品を展示し、同社スタッフが商品を説明。またEIZOブランド製品のデザインを一貫して手掛ける工業デザイナーで名古屋市立大学大学院教授の川崎和男氏が、“21世紀デザインとEIZOの方向性”をテーマに講演する。

参加は無料だが、同社の情報クラブ“E-CLUB”会員限定(登録は無料)。2部に分けて開催し、各回の定員は150人となっている。

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