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ミュージックゲート、オンライン販売のための決済代行サービス“バナーキャッシャー”を開始

2000年04月13日 00時00分更新

文● 編集部

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(有)ミュージックゲートは12日、米ミュージックゲート社が同日にオンライン販売用の決済システム“バナーキャッシャー”のサービスを開始したと発表した。

バナーキャッシャーは、米サイバーキャッシュ社の認証技術を活用した決済代行サービスで、オンライン販売を行なうホームページ上に入金窓口となるバナーを付ければ、クレジットカード決済が可能となる仕組み。従来のオンライン販売方式は、ショッピングモールなどに出店し、その決済システムを利用する方式が主流であったが、この場合は購入希望者が専用の電子マネーを購入したり、会員にならないと商品が購入できなかったりと、実際の購入までにいろいろな手続きが必要であった。バナーキャッシャーでは、購入希望者はそのような手続きなしに、ホームページ上のバナーをクリックすれば、クレジットカードを使って商品を購入できるという。また、販売者は、クレジットカード会社との加盟店契約なしに、自社のホームページでデジタルコンテンツや商品などをクレジットで販売できる。

同サービスは、ドルによる決済であり、サービス内容は、個人向け少額決済サービス“BannerCashier Lite”の場合、販売手数料が1件につき0.3ドル(約32円)と売上の8.3パーセント。システムの月間使用料は5ドル(約525円)で、1年分60ドル(約6300円)の前払い。そのほか、売上金を銀行口座に払い戻す際の振り込み手数料が10ドル(約1050円)となっている。同サービスは、日本国内で3月17日からモニターテストを行なっており、日本国内でのサービス開始に続き、米国でもサービスを開始する予定。

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