新光商事(株)と(株)メッツは13日、eコマースを利用してマルチメディア製品の販売を行なう新会社“株式会社イー・プレジャー”(仮称)を設立することに合意したことを発表した。代表取締役社長にはメッツ社長の永田典久氏が就任する。新会社設立は5月の予定。
新会社は、インターネットや衛星通信回線を利用することで、在庫リスクを負わないサプライチェーンマネージメント(SCM)を取り入れた流通インフラを構築するという。そのうえで、消費者向けにBtoCのeコマースを行い、マルチメディア製品を低価格で提供していく予定という。
取り扱う製品は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナー、大容量記憶装置などのハードウェアおよび、メッツ製以外のソフトウェアなど。設立当初は、メッツのグラフィックソフトを利用する約100万人の既存ユーザー(2000年1月末現在)が顧客の中心層になると見込んでいる。なお、同社の資本金は3億円で、出資比率はメッツが80パーセント、新光商事が20パーセント。