このページの本文へ

NTTグループ、3ヵ年の経営計画を発表

2000年04月13日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本電信電話(株)(NTT)は12日、NTTグループとして初めてとなる3ヵ年経営計画(2000~2002年度)を発表した。

同グループは昨年7月の再編成により、従来の電話中心の事業を脱し、新たな事業開拓に取り組んでいる。今回、グループ全体が目指す事業の方向付けを明らかにするとともに、各社における今後の取り組みをまとめ、3ヵ年経営計画を発表した。

同計画は'94年1月に発表された“マルチメディア時代に向けてのNTTの基本構想”が前提となっている。具体的には、NTTドコモグループの携帯電話端末(800MHz帯サービス)におけるiモード機能の標準搭載、NTT東西地域会社のISDNおよびADSLによる定額制接続サービスの推進、光アクセスサービスの提供などが盛り込まれている。

2002年度における経営目標としては、売上高が11兆5000億円('99年度は10兆4000億円)、営業利益を1兆1000億円(同9000億円)、経常利益を1兆円(同7000億円)に置いている。東西地域会社においては合理化を推進するとしており、2002年度に1670億円の経常損益を見込んでいたNTT西日本では、合理化により250億円の利益を確保できるとしている。また、従業員数は99年度の22万人から2002年には20万3000人と、約8パーセントの削減を見込んでいる。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン