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富士通ミドルウェア、OCRソフト『文書OCR for Word V2.0』『表OCR for Excel V2.0』を発売

2000年04月12日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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富士通ミドルウェアは13日、OCRソフト『文書OCR for Word V2.0』『表OCR for Excel V2.0』を発表した。それぞれ“Word”“Excel”で、アドインソフトの形で利用する。価格はどちらも1万2800円、販売は5月26日から。

文書OCR for Word V2.0、表OCR for Excel V2.0
文書OCR for Word V2.0、表OCR for Excel V2.0



両製品は、Windows 95/98/2000/NT 4.0上で動作する、ワープロソフト『Word 97』『同 98』『同 2000』、表計算ソフト『Excel 97』『同 2000』のアドインソフトとして利用する。

アドインという形を取ることで、別にわざわざ起動する必要がなく、また初心者でも迷わないシンプルな操作にしてあるという。OCR結果修正画面では、読み取り原稿と認識結果が別々のウインドウに表示されるのではなく、同じウインドウ内に表示されるようになった。これにより、視線移動の減少、広いウインドウサイズでの修正作業が可能だとしている。

読み取り原稿の文字が、認識結果の背景に薄い緑色で表示される
読み取り原稿の文字が、認識結果の背景に薄い緑色で表示される



誤認識した文字を複数、一括して辞書に登録できる機能と、修正を文書全体に反映させる“同一誤字修正”の機能が新たに追加された。これにより、OCR結果の修正作業が効率よくできるようになったという。

表OCR for Excelでは、従来は対応していなかった罫線の無い表組みも今回から対応。罫線が無い表でも、表として読み込めるようになった。そのほか、数字の桁区切りとして利用されている点線を無視し、1つの数値として正しく認識させる設定が追加された。

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