このページの本文へ

インキュベーター事業者のネオテニーが、シルバーエッグ・テクノロジーへの投資と業務提携を表明

2000年04月10日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

インターネット関連ベンチャー企業の支援を行なうインキュベーター事業者である(株)ネオテニーは4月10日、人工知能(AI)ベースのリコメンデーションエンジン『Adverbot(アドバボット)』を開発/販売しているシルバーエッグ・テクノロジー(株)と業務提携すると発表した。

アドバボットは、AIを利用してウェブサイトを訪れたユーザーの嗜好を学習し、そのデータをベースに、そのユーザーに適した情報を自動的にカスタマイズして配信するOne to Oneマーケティング向けシステム。

ネオテニーは、今回の業務提携に伴い、アドバボットの本格的な市場展開に向けて、マーケティングや営業支援を行なう。また、ネオテニーの代表取締役社長である伊藤穣一氏が、シルバーエッグ・テクノロジーの取締役に就任する。

なお、シルバーエッグ・テクノロジーは、ネオテニーをはじめ、ネットイヤー・インキュベーション・キャピタル・コンソーシアム、日興キャピタル(株)、ベンチャー・イノベーションズ(株)など5社から、合計1億5500万円の資本投資を受け入れたことも明らかにした。シルバーエッグ・テクノロジーは、今後BtoCベースの既存ECサイト向けに、アドバボットを提案していき、初年度売上1億2000万円を目指すという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン