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三井生命と日本IBM、情報システムの全面的アウトソーシングで合意――1500億円規模の契約

2000年04月05日 00時00分更新

文● 編集部

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三井生命保険相互会社と日本アイ・ビー・エム(株)は5日、三井生命の情報システムの開発/保守/運用業務などを、全面的に日本IBMへアウトソーシングすることと、新会社を共同出資で設立しアウトソーシングの業務を共同で行なうことについて、基本合意に達したと発表した。

国内保険業界では最大規模という今回のアウトソーシングは、契約期間が6月からの10年間で、金額が約1500億円。ホストシステムの運用/保守、先進のIT(情報技術)を利用した次期システムの開発/保守、全国約780拠点にわたるネットワークの管理、業務運営サービスなどを対象とする。

このアウトソーシングにより、三井生命は、同社のIT競争力を強化するという。また、三井生命の保険業界におけるノウハウと、日本IBMの技術を提供し合うことで、両社における相乗効果を高めることを目指している。そのために設立する新会社は、アウトソーシングに関する情報システムサービスを日本IBMを通じて三井生命に提供する。

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