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バンダイとルーセント、米国の移動体通信事業者向けに『ワンダースワン』を使ったネットワークサービスで協力に合意

2000年03月28日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)バンダイと米ルーセント・テクノロジーズ社は28日、米国の携帯電話事業者がバンダイ製の携帯ゲーム機『ワンダースワン』を利用して、双方向ゲームやインターネットサービスなどのネットワークサービスを実施するための支援を協力して行なうことで合意したと発表した。ネットワークサービスとワンダースワンとの接続はバンダイが開発中の通信用アダプター『Wireless WonderGate(ワイヤレスワンダーゲート)』(仮称)を介して行なう。

Wonder Gateの通信アダプター(右)とWonderSwan本体(左)
Wonder Gateの通信アダプター(右)とWonderSwan本体(左)



バンダイは現在、日本においてNTT移動通信網(株)の携帯電話インターネットサービス“iモードサービス”のユーザーに対して1ヵ月3ドル(約320円)以下の有料コンテンツを各種提供している。米国では、ルーセント・テクノロジーズの無線ネットワークとメール環境のノウハウを取り入れて、これ以上のサービスを提供するという。これにより米国のユーザーは、ワンダースワンと『Wireless WonderGate』を使用して、メールやネットサーフィン、ダウンロードゲームなどのネットワークサービスが受けられるようになるという。
今回の合意についてバンダイの高須武男社長は「ルーセント・テクノロジーズとの合意は、我々の、米国での家庭および通信端末向けのエンターテインメント戦略を補完する重要なもの」とコメントしている。

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