このページの本文へ

プロサイド、ICカードを採用した本人認証システムを発売

2000年03月28日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

プロサイド(株)は28日、ICカードを用いた本人認証システムと、これを応用したコンピューターセキュリティー機器の販売を開始した。

ICカードを採用した本人認証システム。写真はノートパソコン対応版 ICカードを採用した本人認証システム。写真はノートパソコン対応版



同システムは、(株)ローレルインテリジェントシステムズの純国産暗号“SXAL/MBAL”を採用し、従来の暗号システムで用いらる暗号アルゴリズムより高速かつ強固であるという。また、複製不可能なICカードにより暗号鍵の保管と本人認証を行なうため、強固なセキュリティーを確保したとしている。同システムの基本パッケージ『FSS標準キット』は、ICカードリーダー/ライターと暗号ソフト『FSS Smart Cipher』の構成で、デスクトップパソコン用の価格が4万9800円で、ノートパソコン用の価格は5万9800円。ソフトのみのサブライセンスの価格は9000円。また、ICカードの価格は1枚3000円で、ICカード発行費が1枚3000円、ICカード片面印刷費が1枚1000円からとなっている。

そのほか、標準キットとICカードを用いた製品として、ファイルを自動的に暗号化して保管するソフト『FSS SmartExec』(価格は9000円)や、パソコン使用時にユーザー認証を行なうソフト『FSS SmartLogin』(Windows95/98対応、価格は9000円)および『FSS SmartLogon』(WindowsNT/2000対応、価格は1万2000円)の販売を開始した。同社は、これらの製品を用いたソリューションを顧客に提案するために、ソリューション事業部を設立している。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン