英フラッグ・テレコム社は27日、同社の日本法人であるフラッグ・テレコム・ジャパン(株)が3月24日付で郵政省より第一種電気通信事業の許可を取得したと発表した。
これによりフラッグ・テレコムは、東京と欧州、米国、アジアを結ぶ国際高速デジタル専用回線『Managed
Bandwidth Service(MBS)』を7月1日に提供するほか、各国間のインターネット接続およびIPベースのサービスも順次行なっていくという。MBSは、申し込み後の開通日/回線品質などを保証する国際高速デジタル専用回線サービス。
フラッグ・テレコム・ジャパンが第一種電気通信事業を取得したことで、国内の通信事業者やISPは、東京からアジア、中東、欧州までの総長2万8000kmにおよぶ光ケーブル海底ケーブルネットワーク“FLAG
Europe-Asiaケーブル”を利用できる。FLAG Europe-Asiaケーブルは、日本では神奈川県二宮/三浦の2ヵ所の陸揚局に陸揚げされるという。