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NEC、PCの操作内容を音声で確認しながら利用できる上肢障害者向けPC利用支援ソフトを発売

2000年03月27日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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日本電気(株)は、PCの操作内容を音声で確認しながら利用できる上肢障害者向けPC利用支援ソフト『オペレートナビ(Ver.2.0)』を4月20日に発売する。

オペレートナビは、キーボード入力やマウス操作が困難な上肢障害者向けの製品。PC画面上に表示されるキーボード“オンスクリーンキーボード”のキーを、ユーザーの障害に応じた各種入力スイッチなどで選択し、文字入力やWindowsの基本操作を行なえる。また、“漢字変換”、“移動”といった操作項目の音声読み上げ機能を搭載しており、音声に従ってPCを操作できる。

“オンスクリーンキーボード”による文字入力画面
“オンスクリーンキーボード”による文字入力画面



さらに、設定した時間になると、オンスクリーンキーボードが自動的に非表示になる機能や、マウスポインターの移動速度、音声の大きさ/発声速度などをユーザーがオンスクリーンキーボードを利用して設定できるカスタマイズ機能を搭載する。

対応OSはWindows 95/98/2000/NT4.0。価格は4万9800円。前バージョン『オペレートナビ』からのバージョンアップ版が9800円。

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