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東芝、児童向けの位置情報サービス“ここだよジュニア!”を開始

2000年03月27日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)東芝は23日、児童向けの位置情報サービス“ここだよジュニア!”の営業活動を開始したと発表した。サービスの開始は4月1日で、東芝ソシアルテクノス(株)の“位置検索センター”が行なう。

これは、PHSの位置情報機能を利用して端末の現在位置を確認できる位置情報サービス。学校や塾などからの子供の帰りが遅い場合などに、父兄からの“位置検索センター”への連絡により、通話機能を持つ専用のPHS端末を使って、端末の現在位置を詮索するもの。“位置検索センター”は24時間対応する。また、万一の場合には、数分間隔の検索を繰り返すことによって、移動経路などの有効な情報を提供することもできるという。DDIポケット(株)が提供している“安心だフォン*”に位置情報機能を付加した専用端末を使用し、DDIポケットのPHS網を利用して対象端末周辺の複数の基地局から電解強度の違いによって端末の位置を特定するシステムとなっている。現在位置との平均誤差が約70メートルで特定できるという。また、PHSの通話が可能な駅構内や地下街、ビル内などでも位置検索を行なえる。料金は、契約費用として加入料が6000円と、機器送付料が1500円。月額費用として基本料が2000円。検索料は10回目までは1回あたり200円、11回目以上は1回あたり100円となっている。上記料金のほかにDDIポケットの通話料などのサービス料金が必要となっている。

*安心だフォン:DDIポケットが提供する通話相手限定のサービス。事前に登録した電話番号にのみ電話がかけられる(着信に制限はない)。

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