シャープ(株)と凸版印刷(株)は21日、先端LSI用フォトマスクの開発と生産に関する協業について合意したと発表した。
シャープは、フラッシュメモリー内蔵LSI、液晶用LSI、CMOSイメージセンサーなどの独自の技術と製品開発力を持つ。一方、凸版印刷は、設計からフォトマスク製造までの一貫対応体制を備えたフォトマスクメーカー。今回の協業により、両社のフォトマスク事業における開発リソースと設備を集約し、より効率的な事業形態を目指すという。具体的には、LSI開発に必要な先端フォトマスク技術を共同開発するとともに、シャープは凸版印刷にフォトマスクの生産を移管し、凸版印刷から安定したフォトマスクの供給を受ける。