(株)アイ・オー・データ機器は17日、外付け型のHDD『HDVS-UM30G』、ハードディスクPCカード『PCHDT-260c』、CCDカメラ『CCD-CAM』を3月下旬に発売すると発表した。
『HDVS-UM30G』は、独自の“SuperMultiDrive機能”を搭載した、Ultra SCSIに対応する30GBの容量の外付け型HDD。“SuperMultiDrive機能”は、任意の容量でHDDを2分割できる機能。この機能で作成した2台のドライブは、背面のロータリースイッチの切り替えにより、ドライブの順序を入れ替えたり、一方のみをパソコンに認識させたりできる。また、専用ユーティリティーによるパスワード設定でHDDへのアクセスを制限する簡易ロック機能も搭載したという。これによりマルチOS環境やマルチユーザー環境などが構築できるとしている。対応機種はWindows
95以降を搭載したIBM PC/AT互換機、もしくはPC-98NXシリーズ、Macintosh(別途フォーマットソフトやSCSIケーブルなどが必要)。(株)ビーエイチエー製のフォーマットソフト『B's
Crew for Windows』が付属する。価格は4万4000円。
『PCHDT-260c』 |
『PCHDT-260c』は、260MBの容量を持つノートパソコン用のハードディスクPCカード(TypeII)。対応機種はTypeIIスロットを持ち、Windows
95以降を搭載したIBM PC/AT互換機、もしくはPC-98NXシリーズ、漢字Talk
7.5以降を搭載したMacintosh PowerBook。価格は4万4800円。
『CCD-CAM』 |
『CCD-CAM』は、同社製のビデオキャプチャーPCカード『PCCAP』から電源供給が可能なCCDカメラ。ACアダプターが付属するためビデオキャプチャーボードなどのビデオ入力機器との接続も可能。無指向性のモノラルマイクを内蔵し、テレビ会議などの用途にも使用できるとしている。総画素数は542×496ドット(約27万画素)で、有効画素数は512×492ドット(約25万画素)。水平解像度は330本以上(中心部)、垂直解像度は350本以上(中心部)。本体のサイズは幅44.4×奥行き50.5×高さ68.8mmで、重さは110g(スタンド含む)。消費電力は本体部がDC6Vで160mA、ACアダプター部はAC100Vで5W。価格は1万9800円。