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イー・トレックス、インターネット物流の合弁会社として設立

2000年03月15日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)グローバルロジスティクス総合研究所、第一貨物(株)、(株)ダイナウェア、フットワークエクスプレス(株)、マイクロソフト(株)の5社は15日、物流サイバー市場運営会社“イー・トレックス株式会社”を合弁で設立すると発表した。

新会社は、“B to B”の物流ニーズに対応し、インターネット上で“トラック輸送の需給マッチング”などを実現するために設立された。本格的なトラック輸送取引のマッチングサービスを提供するサイト“e-TReX”を運営するという。“e-TReX”は“中立かつ公正な立場でオープンな貨物輸送取引”を、ウェブ上で実現しようとするもので、“株式取引運営会社の物流版”に位置付けられる。厳正な入会審査による“会員制”を採用することで、“荷主企業”“元請け物流企業”“実運送業者”の三者間における健全な取引関係の育成を図り、会員企業の収益拡大、効率の高いトラック運行による環境問題の改善に寄与したいとしている。

イー・トレックスの資本金は1億2000万円(第1次の予定)。所在地は東京都中央区新川。代表取締役社長にはグローバルロジスティクス総合研究所の小平忠氏が就任する。出資各社は、資本金の供出にとどまらず、事業展開においても、それぞれが役割を担うという。グローバルロジスティクス総合研究所は、立ち上げに関わる実務を担当し、第一貨物とフットワークエクスプレスは元請け物流企業の立場で利用拡大を推進、ダイナウェア、マイクロソフト、それに出資予定のフューチャーシステムコンサルティング(株)は、システムの構築、会員企業に対してのシステムコンサルティングや導入支援などを行なう。また、荷主企業としてサントリー(株)が新会社の実証実験に参加することを表明している。

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