このページの本文へ

マップインフォ、アルプス社への資本参加形態を決定し、業務提携契約を締結

2000年03月15日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

米マップインフォ社は15日(現地時間)、(株)アルプス社の株式16.67パーセントの取得と、3種類の新株引受権付社債の取得を決定したと発表した。この取得に伴い、同社からアルプス社に取締役1名を派遣するという。

この資本参加のほか、両社は業務提携契約を締結した。提携内容として、マップインフォは、自社が開発する地図データ商品やアプリケーションをアルプス社に提供していくとしている。また、アルプス社は、マップインフォの地図データ商品の特約店に対する総販売元の権利を持つことになるという。

また、マップインフォは、日本市場での販路拡大のため、特約店を三井造船システム技研(株)の1社から、(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、(株)きもと、(株)オージス総研の3社を加え、4社体制にするという。そのほか同社は、日本市場での営業活動を推進、統括するための日本法人として、“マップインフォジャパン”を設立するとしている。

さらに、アルプス社が(株)サイバーマップ・ジャパンへの資本参加と業務提携を決定したことにより、今後はマップインフォ、アルプス社、サイバーマップ・ジャパンの3社が協力して、位置情報サービスや地理情報システムなど、デジタル地図関連のソリューションを提供していくという。

マップインフォは、ニューヨーク州トロイで1968年に設立され、同社のアプリケーションは、ロケーション情報のデータ化・ビジュアル化に使われ、通信、政府機関、金融分野などで利用されているという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン