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日立、ISPやASPなど向けの統合システム運用管理ソフト『JP1 Version 6』を発売

2000年03月13日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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(株)日立製作所は13日、ISPやASP、データセンターなどの情報システム向け統合システム運用管理ソフト『JP1 Version 6』を発表した。あわせて、JP1のパートナー企業支援の一環として、“ハードウェア・ソフトウェアのパートナー製品認定制度”を6月に開始することも公表した。

同製品は、システム統合管理やジョブ管理、アプリケーション管理、資産管理、配布管理などから構成されている。統合管理ソフト『JP1/Integrated Manager』は、システムの集中管理、イベント管理、統合操作を行なえる。また、開発ツールキット(SDK)が提供され、パートナー企業などは、ユーザープログラムや流通ソフトなども、同ソフトの統合管理メニューに登録し、統合管理できる。

ジョブ管理ソフト『JP1/Automatic Job Management System 2』はジョブ管理のマネージャーで、WindowsやUNIXの異種システム環境の業務連携、自動化運用を実現。資産管理では、パソコンやネットワーク機器などの資産、IPアドレスなどをウェブブラウザーで一括管理できるという。

価格は、JP1/Integrated Managerが200万円~。JP1/Automatic Job Management System 2が30万円~。出荷開始は6月末。

パートナー制度について、ソフトウェア事業部長の山本章治氏は「ASP、ERPといった分野で、ニーズが強まっている。日立が1ベンダーでやれるということでない。日立も直販を持っているが、パートナー企業と連携して、パートナーに製品を販売していただく」と説明した。

認定制度については、「パートナーの製品がJP1と共に動作すること、技術者がJP1を熟知していることを認定する制度として、ハードウェア・ソフトウェアのパートナー製品認定制度を開始する。これはテストするということではなく、サポートしていく、パートナー企業が技術力を上げていくのを支援するという制度」と語った。

ソリューション本部長の斉木吉彦氏、事業部長の山本章治氏、ソリューション本部オープンミドル運用管理推進部長の塩谷隆廣氏(左から)
ソリューション本部長の斉木吉彦氏、事業部長の山本章治氏、ソリューション本部オープンミドル運用管理推進部長の塩谷隆廣氏(左から)

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