このページの本文へ

沖電気工業、拡張性と管理機能を強化したサーバーを発売

2000年03月13日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

沖電気工業(株)は13日、床置き型のサーバー『if Server(アイエフ・サーバ) LH 6000』とラックマウントタイプのサーバー『同 LH 6000r』、ならびに高密度ラックマウント専用機『同 LT 6000r』の3機種を発売した。出荷は4月下旬より順次開始する。

『if Server LH 6000/6000r』は、日本ヒューレット・パッカード(株)製のサーバー監視ソフト『HP TopTools for Server』と、OS/アプリケーションの監視ソフト『HP OpenView ManageX Event Manager』を標準装備し、Pentium III Xeonプロセッサーを最大6個、ホットスワップ対応のUltra2/Ultra3 SCSI対応HDDを最大12台、PC/133 ECC対応のSDRAMメモリーを最大8GB実装できる6wayサーバー。企業内のデータセンターやASP事業などの市場をターゲットとしたため、一般的な4wayサーバー並みの価格帯に設定したという。最少構成は両製品とも共通で、Pentium III Xeon-550MHz、512KBのL2キャッシュ、256MBのPC/133 ECC SDRAMメモリー、9.1GBのホットスワップおよびUltra2/Ultra3 SCSI対応のHDD、オンボード64bit HP NetRAIDコントローラー、最大32倍速のCD-ROMドライブ、10BASE-T/100BASE-TX LANインターフェースを搭載し、組込み型リモートアシスタントサーバー管理ポートを内蔵する。OSはWindows NT Server 4.0。本体のサイズは『LH 6000』が幅350.5×奥行き724.2×高さ494.8mm、『LH 6000r』は幅482.6×奥行き749.2×高さ354.7mm。価格は『LH 6000』が185万5000円から、『LH 6000r』が193万5000円から。

『LT 6000r』は、『LH 6000』の基本設計を厚さ4U(4EIAユニット、約17.8cm)の筐体に凝縮した薄型のラック専用モデル。『LH 6000』と同等のCPUおよびメモリーの拡張性を持ち、構成も全く同じとなっている。2メートルラックあたり最大10台、合計で60CPUという設置面積当たりの処理性能密度が特徴という。同社では、さまざまな外部ストレージとの接続が可能で、データセンターやクラスタリング構成に最適な機種として位置づけている。本体のサイズは幅475×奥行き812.5×高さ175mmで、重さは78.3kg。価格は201万5000円から。

左から『LH 6000』、『6000r』、『LT 6000r』左から『LH 6000』、『6000r』、『LT 6000r』

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン