富士通(株)は7日、ATMブランチノード『EW6330 BWN-S』を発表した。出荷は7月末の予定。これは、小規模事業所向けに小型デスクトップタイプの筐体を採用し、従来製品の最大40パーセントの低価格化を図ったATMネットワーク構築用のブランチノード。同社の『エンタープライズWANノード
EW6000シリーズ』の、エントリーモデルに位置づけられる。
『EW6330 BWN-S』 |
拡張性を重視したシャーシ型構成により、最大でデータを12回線、音声を4回線を収容できるとともに、中継回線も最大1.5Mbpsまで対応可能としている。本体電源部の二重化、ISDN
BRI回路による中継回線バックアップにより、ネットワークの信頼性を確保したという。ISDNによる中継回路バックアップに関しては、BRI回線を最大3本束ねて384kbpsまでに対応する。本体のサイズは幅435×奥行き380×高さ188mm。価格は129万円より。