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英BTと米AT&Tのモバイル・アライアンス、“高速グローバル・モバイル・データ・ローミング実験”を実施

2000年03月07日 00時00分更新

文● 編集部

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日本BT(株)の3月6日の発表によると、英ブリティッシュテレコム(BT)社と米AT&T社のグローバル・モバイル・アライアンス“Advance”は現地時間の3月2日、GPRS方式によるローミング技術の実験を第2四半期に開始すると発表した。GRPSはGMS移動体通信網を使ったデータ伝送技術。パケット交換データ操作技術を使用して、情報をビット単位ではなく、連続するパケットとして送信する。これにより、ネットワーク資源を有効活用し、常時接続したままオンラインの状態を継続することが可能になるとしている。実験に参加する企業は、BTの100%出資の子会社の英BTセルネット社、AT&T社の100%出資の子会社の米AT&Tワイヤレス・サービス社、香港のSmarTone社、台湾のFarEasTnoe社の4社。参加企業は、高速データ・モバイル・ローミングサービスの開発と提供に向けて必要なデータやノウハウの収集を目指すという。またこの実験では、ネットワークの安定性、統合性、接続性についてもテストする。なお、AT&Tワイヤレス・サービスは、この実験をサポートする試験用のネットワークをニューヨーク市、ニュージャージー州バスキング・リッジ、カリフォルニア州メンローパーク、ワシントン州レッドモンドに構築するとしている。

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