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日本インターグラフ、3次元ボリュームレンダリング専用システムを発売

2000年03月07日 00時00分更新

文● 編集部

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日本インターグラフ(株)は7日、3次元ボリュームレンダリング専用システム『インターグラフZx10 ViZual Workstation with VolumuePro』を9日に発売すると発表した。販売は、旭エレクトロニクス(株)が行なう。価格は288万3000円より。

同製品は、対象物の内部情報を含む3次元ボクセルデータのリアルタイム描画や可視化(ボリュームレンダリング)のための専用システム。Windows NTベースの3次元ワークステーションである『Zx10 ViZual Workstation』に、米Real Time Visualization社の『RTViz VolumePro』とソフトウェア開発環境の“SDK”をアセンブルすることで、ボリューム・レンダリングに特化している。

同製品を使用することで、可視化やイメージングの分野において、毎秒30フレームのボリュームレンダリング処理がZx10上で実現。従来スーパーコンピューターでしか実現し得なかった3次元データの高速描画・可視化がZx10上で最適化されている。

これにより、超音波やCTスキャナーなどから得られる内部画像データをリアルタイムに3次元化して表示可能なシステムが比較的安価に構築可能になり、医療や非破壊検査、文化遺産の内部解析、地質検査解析結果の可視化、物流検査システムなどのさまざまな分野での利用が可能だという。

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