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沖電気工業とフジクラ、次世代小型光リンクの開発・製造で合意と発表

2000年03月07日 00時00分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)と(株)フジクラは7日、テレコム・データコム市場向けに、1Gbps以上の伝送速度を持つ次世代小型光リンクの製品開発や相互技術支援などで合意したと発表した。

光リンクは、電気信号を光信号に変換し、シングルモードファイバー(SMF)やマルチモードファイバー(MMF)を伝送路として、通信機器・コンピューター・記憶装置間で、データの送受信を行なうためのもの。

今回の合意により、1GbpsのGigabit Ethernet・Fibre Channelや、2.5GbpsのSDH(Synchronous Digital Hierarchy)インターフェースに対応する小型光リンクを、両社がそれぞれ開発する。

フジクラはMT-RJ光コネクター対応の短波長(850nm)用を、沖電気は同長波長(1300nm)用とMU光コネクター対応の長波長用を開発し、7月末に出荷を開始する予定。

また年内には、LC光コネクターインタフェース対応製品や2GbpsのFibre Channel対応製品など10種類以上の製品を発売する予定とし、2003年度には、次世代小型光リンク分野において、両社合計で200億円の売り上げを見込んでいるという。

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