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バーテックスリンク、台湾Gigabyte製FC-PGA対応3製品の販売を開始

2000年03月07日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)バーテックスリンクは7日、台湾Gigabyte社製VIAチップ搭載マザーボード新製品『GA-6VX7+』、『GA-6VA7+』およびCPUタイプ変換カード『GA-6R7 Pro』の出荷を3月10日に開始すると発表した。価格はオープンだが、店頭予想価格は、『GA-6VX7+』と『GA-6VA7+』が1万1000円前後、『GA-6R7 Pro』が2500円前後。

同製品はいずれも、CoppermineコアのPentium IIIなどで採用されているFC-PGAタイプのCPUをマザーボードに取り付けるソケットタイプに対応している。

『GA-6VX7+』『GA-6VX7+』



『GA-6VA7+』『GA-6VA7+』



『GA-6VX7+』と『GA-6VA7+』は、『VIA Apollo Pro 133』チップセット搭載マザーボードで、インテルのFC-PGAのPentium III(Coppermine)やVIA CyricsIII(Joshua)といった、FSB133MHz対応CPUやDMA66インターフェース対応ディスクドライブを搭載したシステムを構成できる。フォームファクターは、『GA-6VX7+』がATX、『GA-6VA7+』がBaby ATに対応している。システムクロックはAUTO/66/75/83/100/112/124/133/140/150MHz(66/100/133MHz以外は保証外)で、3本のメモリースロット(168ピンDIMM)を装備しており最大768MBまで搭載可能。拡張スロットは、AGP(66/133MHz)が1本、PCIが5本(『GA-6VA7+』は4本)、ISAが2本(うち1本がPCIと共用)となっている。同社では、2製品を合わせて年間2万セットの販売を計画しているという。

『GA-6R7 Pro』
『GA-6R7 Pro』



『GA-6R7 Pro』は、Slot1タイプのマザーボードにFC-PGAタイプのCPUを装着できるようにするアドオンカード。FC-PGAタイプのPentium IIIのほか、PPGA370タイプのCeleronやVIA CyrixIIIにも対応している。同製品は、同社製Slot1マザーボード『GA-BX2000+』と同じ青い基板を採用しており、併用してカラーを合わせることができる。ジャンパー設定により、CPUのコア電圧を1.3V~3.5Vまで変更可能。同社では年間3万セットの販売を計画している。

なお、これらの製品の購入者には、BIOS ROMの書き換えサービスやアンチウイルスソフト『アンチドート』の無料提供、日本語によるソフト情報サポート、FAQ、相談窓口といった同社によるサポートを提供するとしている。

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