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米ターボリナックスの社長兼COOにポール・トーマス氏が就任、国内では提携各社が『TurboLinux』関連製品を発売

2000年03月03日 00時00分更新

文● 編集部

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ターボリナックスジャパン(株)の3月3日の発表によると、米ターボリナックス社は現地時間の3月1日付けで、ポール・トーマス(Paul Thomas)氏が社長兼COO(Chief Operating Officer)に就任したと発表した。同氏は米アップルコンピュータ社、米コンパックコンピュータ社、米MicroAge社などの経営に参画し、最近3年間は、米Artisoft社の会長兼CEOを努めていた。就任にあたり「ターボリナックス社の社員とともに、インターネット関連の基幹製品やサービスを充実させ、Linuxのベストソリューションを世界各国の市場に提供していくことを楽しみにしている」とコメントしている。なお、同社の創業者であるクリフ・ミラー(Cliff Miller)会長兼CEOはこれまでどおり経営に携わるという。

またターボリナックスジャパンとLinuxビジネスの拡大で協業している(株)大塚商会は、3日、Linuxをプラットフォームにしたサーバー製品『Linux オールインワンパッケージサーバー』を10日に発売すると発表した。日本電気(株)製のサーバー『Express 5800/119Ec』に、『TurboLinux Server 日本語版 6.0』を搭載し、日本オラクル(株)製のデータベース『Oracle8i Workgroup Server for Linux Release 8.1.5』(5同時ユーザー/10クライアント)とウェブ開発ツール『Oracle WebDB for Linux Release 2.1』(5同時ユーザー)をバンドルした製品。価格は59万8000円。

(株)アシストも3月1日、ターボリナックスジャパンと販売提携を結び、Linux市場へ本格参入すると発表した。これを受けてアシストは、“TurboLinux & Oracle 製品販売キャンペーン”を3月6日から5月31日まで実施する。対象製品は、『TurboLinux SOHO Edition』と、日本オラクル(株)製のLinux用開発ソフトをパッケージにした『Linux ポータル Kit』(価格は14万7800円)など。同社のサイト“PowerBiz Online”(http://www.PowerBiz-Online.com/)でも販売する。

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