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日本IBM、ホームページを表示デバイスに合わせて変換するソフトを発売

2000年03月02日 00時00分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)(日本IBM)は3月2日、パーベイシブコンピューティングに向けたソフト製品『WebSphere Transcoding Publisher(ウェブスフィア・トランスコーディング・パブリッシャー) V1.1 日本語版』の出荷を3月31日に開始すると発表した。

同製品は、Proxyサーバーなどに導入することにより、ホームページ上のコンテンツのデータ形式を配信先のデバイスに合わせて変換する。これにより、携帯電話や携帯情報端末(PDA)などの携帯端末を意識せずにコンテンツを表示できる。

変換機能として、HTMLからWML(Wireless Markup Language)への変換、XML(eXtensible Markup Language)のスタイル変換、HTML画像データの参照テキスト形式への変換、表の罫線削除、GIFからJPEGへの変換などの機能を搭載する。また、情報の配信先のデバイス形式やネットワークの制限に応じて情報を加工することもできる。デバイスに応じたプラグインソフトを開発することにより、将来登場するデバイスへの対応も可能という。

対応OSは、AIX、Windows 2000/NT 4.0など。受信端末として同社の『IBM WorkPad』、米スリーコム社の『PalmPilot』、Windows CEデバイス、WAP(Wireless Application Protocol)対応の携帯電話をサポートする。価格は320万円。

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