シャープ(株)は29日、米ルーセント・テクノロジーズ社と、米国向けcdmaOne方式の携帯電話とワイヤレスマルチメディア機器の開発に向けて協業すると発表した。
ルーセント・テクノロジーズは、CDMA技術に基づいたインフラ設備を提供しているほか、ワイヤレスマルチメディア構築のためのミドルウェア技術を持つ。一方、シャープは携帯電話の小型軽量化技術、液晶・フラッシュメモリーなどのコアデバイス技術、コンパクトブラウザー技術など携帯情報端末に関する技術を持つ。
今回の協業により、両社の得意技術を提供し合い、新しい携帯電話とサービスをパッケージにした製品開発を進めていくという。