日本電気(株)は28日、ウェブによるプッシュ配信サーバーソフト『SiteCruiseTheater
(Version 6)』(サイトクルーズシアター)を発表した。
SiteCruiseTheaterは、順序性を持った情報を提供できることが特徴。コンテンツ提供者が、ウェブ情報を見せたい順に並べたシナリオを作成・配信することで、ユーザーにストーリー性を持ったコンテンツを見せることが可能となる。配信するコンテンツは、ページ送りやスクロールといった動作をすべて自動的に行ない、ページ切り替えに合わせて、音声や動画を再生することもできる。
ユーザーは、特別なプラグインソフトなどを導入することなく、ウェブブラウザーのみでSiteCruiseTheaterのコンテンツを閲覧できる。また、専用のウェブ自動閲覧ソフト(別売り)『SiteCruise/Personal』を利用すれば、SiteCruiseTheaterのコンテンツを一括ダウンロードして、オフラインで鑑賞することもできる。
価格は、『SiteCruiseTheater Standard版』(1サーバー)が19万8000円、『SiteCruiseTheater
Enterprise版』(サーバー数無制限)が100万円。クライアントの『SiteCruise/Personal』が1ライセンス1980円。