このページの本文へ

アミューズメント関連の展示会“AOU2000 アミューズメント・エキスポ”が開幕

2000年02月25日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(社)全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)は、アミューズメント業界の展示会“AOU2000 アミューズメント・エキスポ”を幕張メッセで開催した。アミューズメント業界各社が新製品を一堂に展示、紹介している。



PS用メモリーカードやDC用ビジュアルメモリに対応したアーケードゲームが登場

(株)ナムコは、プレイステーション用メモリーカード、およびドリームキャスト用ビジュアルメモリのデータを読み込ませることが可能な“スロットリンクシステム”を搭載した小型ビデオゲームの汎用筐体『サイバーリードII』を展示している。『サイバーリードII』は、メモリーカードスロット×2、ビジュアルメモリスロット×2を搭載しており、メモリーカードとビジュアルメモリの両スロットを装備した汎用筐体は業界初となる。

  


同社は、『サイバーリードII』の発売に合わせ、業務用小型ビデオゲーム機として、野球ゲーム『スーパーワールドスタジアム2000』とプロレスゲーム『新日本プロレスリング闘魂烈伝4 ARCADE EDITION』も発売する。『スーパーワールドスタジアム2000』では、3月23日発売のPS用タイトル『ワールドスタジアム4』で育てたオリジナルの選手データをメモリーカードに記録、『サイバーリードII』に差し込み、データを読み込ませることで、アーケードゲームでもオリジナルデータを利用できる。また、『新日本プロレスリング闘魂烈伝4 ARCADE EDITION』では、(株)トミーが'99年9月に発売したDC用タイトル『新日本プロレスリング闘魂烈伝4』で作成したオリジナルのプロレスラーデータを、ビジュアルメモリを経由して使用できる。『サイバーリードII』は3月発売、価格は未定。

(株)セガ・エンタープライゼスは、ビジュアルメモリに対応した3Dロボット対戦ゲーム『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』の最新作、『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム M.S.B.S. VER.5.66』を展示している。



プレイヤーは、ドリームキャスト版『バーチャロン』で、カラーリングを変更したり、オリジナルエンブレムでカスタマイズしたりした機体をビジュアルメモリに記録し、『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』の筐体に備え付けられた専用スロットにビジュアルメモリを差し込むと、オリジナルの機体でプレイできる。

また、ドリームキャスト版ではネットワーク対戦のときにしかカスタマイズ機体を使えなかったが、『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』では、1人プレイモード時でも、このカスタマイズした機体を利用できる。さらに、従来の12機種のほかに新機種が登場するほか、ステージも4ステージ追加される。

(株)カプコンは、ドリームキャストのコントローラとビジュアルメモリに対応した対戦格闘ゲーム『MARVEL VS. CAPCOM 2 New Age of Heroes』を展示している。



ドリームキャスト版『MARVEL VS. CAPCOM 2』で、アーケード版と連動するための専用ファイルをビジュアルメモリに記録し、アーケード版の筐体に差し込むと、ポイントが貯まっていき、アーケード版に新キャラクターが次々と登場するという。登場した新キャラクターのデータを、ビジュアルメモリでゲットすることも可能。3月発売で、価格は未定。

“AOU2000 アミューズメント・エキスポ”は、2月26日が一般公開日。午前10時から午後5時まで千葉/幕張メッセで行なわれる。入場料は、当日券が大人1500円、小中高生が1000円。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン