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【CeBIT 2000レポート Vol.6】マイクロソフトはWindows 2000をPR--各種システム展開が中心

2000年02月25日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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“CeBIT 2000”で独マイクロソフト社は、発売直後の新OS『Windows 2000』をPRしている。とはいえCeBITがトレードショーとしての性格が強いためか、派手なブースを展開するのではなく、他のアプリケーションと組み合わせたパートナー企業による活用例を示すのがほとんど。『BizTalk Server』『SQL Server 2000』など発売が期待される新製品は展示されなかった。

その大きさで目立った独マイクロソフト社のブース
その大きさで目立った独マイクロソフト社のブース



Windows 2000発売後としては初の国際的見本市となるCeBITだが、ブースの中で同OSのデモスペースが占める面積が必ずしも大きくはない。およそ10台以上の搭載マシンが並べられていただけで、Office 2000などのスペースより若干大きい程度。デモで流されたムービーも、派手な映像と音楽で味付けするのではなく、機能をシンプルに紹介するものだった。

Windows 2000を紹介するムービー。大切なデータを顧客に送らなければならない女性が、買ったばかりでセットアップしていないパソコンを前にあせっている。知人の男性は電話で「Windows 2000ならすぐに使えるようになるさ」とアドバイス。女性は自力でセットアップして、データ送付も間に合った--というもの。
Windows 2000を紹介するムービー。大切なデータを顧客に送らなければならない女性が、買ったばかりでセットアップしていないパソコンを前にあせっている。知人の男性は電話で「Windows 2000ならすぐに使えるようになるさ」とアドバイス。女性は自力でセットアップして、データ送付も間に合った--というもの。



同社が力を入れていたのは、同社製品とパートナーとの協業によるさまざまなシステム展開だった。基幹システムや電子商取引(EC)など、同社製品を使った各種サービスが提案されていた。

独シーメンス社による、Office 2000を活用したナレッジマネジメントを紹介
独シーメンス社による、Office 2000を活用したナレッジマネジメントを紹介



SQL Serverは7.0のまま。EC向けの顧客データベースをデモしていた
SQL Serverは7.0のまま。EC向けの顧客データベースをデモしていた



『Windows Powered』に改名が決まっているWindows CEのコーナー。各社の搭載マシンを並べただけの寂しい展開。CE用の『Windows Media Player』や、『Pocket IE』の新バージョンは見当たらなかった
『Windows Powered』に改名が決まっているWindows CEのコーナー。各社の搭載マシンを並べただけの寂しい展開。CE用の『Windows Media Player』や、『Pocket IE』の新バージョンは見当たらなかった

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