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アイアクセス・ジャパン、名刺サイズのCD-ROM『アイアクセスカード』を発表

2000年02月24日 00時00分更新

文● 編集部 井上猛雄

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22日、アイアクセス・ジャパン(株)は、米国のiAccess.comと提携し、名刺サイズのCD-ROM『アイアクセスカード』を発売すると発表した。

『アイアクセスカード』は、外形57×79mmの30MBタイプと、60×79mmの50MBタイプがある。モールディング製法で作った一体成型品で、従来のCD-ROMのようなアダプターやガイドがないのが大きな特徴となっている。

『アイアクセスカード』。従来のようなカッティングによる加工ではなく、一体成成型品のため形状が安定している
『アイアクセスカード』。従来のようなカッティングによる加工ではなく、一体成成型品のため形状が安定している



名刺サイズなので、持ち運びに便利で、定型封筒に入れて発送することもできる。金型も10万円程度とコストを抑え、カード型以外にも星型やハート型などさまざまな季節限定品も作れる。

主な用途としては、インターネットへのアクセスツールや、映画、航空券のインターネットチケッティングなどの利用できる。

価格は、1枚あたり121円(100万枚)から266円(1000枚)。

また、アイアクセスカード型のCD-R、400MBのDVDも4月に発売する予定。同社では、CD-Rの拡販を進める上で名刺作成ソフトも開発していく。このソフトは、デジカメで撮った写真や自分のデータ(生年月日)を入力すると、干支や星座名などが出力され、これらをCD-Rに書き込めるもの。将来的には“プリクラ”ライクなアーケードタイプの製品も市場に投入したいとしている。

アイアクセス・ジャパン(株)の代表取締役会長、安東修氏は「アイアクセスカードは、米国のiAccess.comで製造する。iAccess.comでは、4月から製造ラインを拡充し、量産体制も整いつつある。価格については、50万枚、100万枚単位で100円を切るように努力する。名刺は日本の商習慣になじんでいる。アイアクセスカードを国民的なカードにしていきたい」と抱負を語った。

アイアクセス・ジャパン、安東修氏(左)と内野峰樹氏(右)
アイアクセス・ジャパン、安東修氏(左)と内野峰樹氏(右)

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