モトローラ(株)の発表によると、米モトローラ社は23日(現地時間)、米C-Port社を買収すると発表した。米C-Portは、光ネットワークやスイッチを対象としたネットワークプロセッサーの開発を主な事業としている。この買収により、今後モトローラは、広帯域のネットワークプロセッシング・アプリケーションの開発に力を入れていくという。
買収契約にあたって、米モトローラは時価総額約4億3000万ドル相当(約477億円)の普通株式(約290万株)を発行することに同意した。買収手続きは、C-Port株主の承認を経て、2000年第2四半期に完了する見込み。C-Port買収によって、米モトローラには特別経費が発生するが、同社ではこれによる営業利益への影響はないとしている。