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富士通とマイクロソフト、製造業向けポータルシステムの市場開拓に向けて協調

2000年02月23日 00時00分更新

文● 編集部

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富士通(株)とマイクロソフト(株)は、製造業の開発・設計部門に向けた共同プロモーションを3月1日から推進すると発表した。このプロモーションは“ナレッジ・ポータル・ソリューション”と呼ばれるもの。価格は、ハード・ソフト・システムインテグレーションを含めて280万円から。

同ソリューションは、製品の企画・設計・開発といった製造業における全業務を、ひとつのポータルから行なえるシステムのこと。
核となる製品は、富士通の『ICAD/SXMechanical PRO製品群』。富士通で自社開発した3D/2DハイブリッドCADを利用し、3D/2Dの環境で構想・詳細設計から図面まで一連の作業を行なえるという。

そのほか、富士通が提供するインターネット部品ライブラリー『CyberParts』は、主要部品メーカーの最新部品データをインターネット上で検索しダウンロードできる。同製品は4月からの提供を予定している。

マイクロソフトでは、これらの製品を利用する際のプラットホームや、Office、BackOffice製品群といったソフトウェアなどを提供する。Office 2000ライセンスにバンドルされた『Digital Dashboard』を使用することにより、開発に携わる各メンバーごとのポータルを構築することができる。

また、両社では今回の“ナレッジ・ポータル・ソリューション”を普及するため、3月1日に大阪、3月9日に東京、3月15日に名古屋にてセミナーを開催する。申し込みはウェブ上で受け付けるとしている。

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