日本アスペクト、コールセンター向け製品『Aspect Customer Relationship Portal』と『Aspect Office』を発売
2000年02月22日 00時00分更新
日本アスペクト・コミュニケーションズ(株)は、コールセンター向け製品『Aspect
Customer Relationship Portal』と『Aspect Office』を発売した。
Aspect Customer Relationship Portalは、電話やウェブ、電子メール、FAXなどのメディアを通じて顧客から企業宛に入ってくるコンタクト情報を、電話回線やIP経由で取り込み、担当部門ごとに情報の振り分けを行なうツール。企業内のACD(自動着信呼分配)やIVR(自動音声応答システム)、データベースなどのCRM(Customer
Relationship Management)システムを統合し、さまざまな情報を取り込む入口としての役割を果たす。
GUIでセンターのワークフローを定義できる“ルールベース・マネージメント”機能、CTI(Computer
Telephony Integration)機能、センターの稼動状況をリアルタイムで配信できる“リアルタイム・ステータス配信”機能を搭載する。価格は1クライアントライセンスが19万8000円から。
Aspect Officeは、10~64ユーザー規模のコールセンター向け小型ACD装置。デジタル回線は96回線まで対応でき、1時間に2万コールの呼処理が可能。ACD機能のほか、IVR機能も搭載しており、同製品を利用してユーザー自身がコールフローを作成できる。価格は10ユーザーで800万円から。
都内ホテルで行なわれた発表会の席上で、同社代表取締役社長の青山守氏は「Aspect
Customer Relationship Portalは、すべてのメディアを通じて顧客とのリレーションシップを管理する製品。フロントオフィスのポータルとしてCRMを支援するもの。Aspect
Officeは小型ACDで、10~60エージェントをカバーする」
「ECはすべての企業に新規事業の可能性をもたらす。ECビジネス自体は始まったばかりだが、今後市場が伸びることは間違いない。Customer
Relationship Portalとは、ウェブへのリアルタイムサービスを提供できるアプリケーションの構築と、サービス展開のためのソフトウェアプラットフォーム。フロントオフィス、EC、マルチメディアのコンタクトセンターを統合し、1つのeビジネスシステムとして企業内で一元管理することが可能になる」としている。
同社代表取締役社長の青山守氏(右)と、同社システム部の川鍋裕紀氏(左) |
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アスペクト問い合わせ先:Tel.03-5331-7111