(株)東芝は16日、ノートパソコン向けの10.4型低温ポリシリコン液晶パネル『LTM10C386』を発売すると発表した。
LTM10C386 |
LTM10C386は、画素ピッチが0.132mm(192PPI)のTFT液晶パネルで、1600×1200ドットの表示を可能とする。接続ピン数を削減することで、従来のアモルファスシリコンLCDと比較して、耐久性も高いという。同社が従来生産してきた10.4型のLCDと取り付け部分が共通で、ノートパソコンのLCD部分だけを取り替えて組み立てることが可能。表示色数は64階調で26万色、輝度は1平方メートル当たり150cd。消費電力は1平方メートル当たり70cd時で3.7W。サイズは、幅238.6×奥行き6.6×高さ173.2mmで、重量は300g。8月よりサンプル出荷し、10月に量産を開始するという。サンプル価格は15万円。