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イーベイジャパン、“eBay”日本語版サイトを3月にオープン、NECがイーベイジャパンに出資

2000年02月17日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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イーベイジャパン(株)と日本電気(株)(以下、NEC)は、日本におけるインターネットオークションビジネスにおいて協業、NECがイーベイジャパンに3月に出資することで合意したと発表した。

イーベイジャパンは、インターネットオークションサイト“eBay”の日本版サイトを3月にオープン、日本語表示で日本円による取引が可能になる。イーベイジャパンでは、BIGLOBEを公式推奨インターネットサービスプロバイダーとして、サイト利用者に紹介していく。

またNECは、同社が運営するインターネット統合サービス“BIGLOBE”で、イーベイジャパンのサイトオープンと同時に“BIGLOBE de eBay”サイトを開設し、BIGLOBE推奨のインターネットオークションサイトとして、イーベイジャパンへの入会促進キャンペーンなど、販促活動を行なう。また、BIGLOBE内のオンラインショップサイトと連携させたり、メールマガジンや会員誌でイーベイジャパンサイトを紹介するなど、プロモーション活動に注力していくという。

米eBay社が運営する“eBay.com”が世界を相手にしたインターナショナルサイトであるのに対し、“eBay”日本版サイトは、eBay.comの中にある日本人同士が取引を行なう場“イントラナショナルサイト”として位置づけられる。海外の売り手からの製品紹介も閲覧でき、海外の通貨で提供されている価格を、前日の為替レートを元に円に換算して表示する。ただし、売り手の製品コメントなどは日本語に翻訳せず、海外の言語のまま表示する。また、日本版特有のサービスも用意するという。製品の配送についても、日本の運送業者や決済機関と業務提携を行なう。

“eBay”日本版サイトは、BIGLOBE会員はもちろん、会員以外の一般ユーザーも利用可能。なお、BIGLOBE会員には特典サービスを提供する予定という。サービス内容については、日本版サイトオープン時に発表するとしている。

現在、イーベイジャパンは、米eBay社の100パーセント子会社だが、3月に行なわれるNECの出資により、出資比率は米ebay社が70パーセント、NECが30パーセントになるという。出資金額については公表されていない。

本日都内で行なわれた発表会の席上、2月1日付けでイーベイジャパンの代表取締役社長に就任した大河原愛子氏は、「eBayは1000万人の登録ユーザーを有し、400万点の製品を扱う世界最大のインターネットオークションサイト。オークションサイトにおけるワールドワイドでのシェアは70パーセントで、大規模な消費者向けECサイトと言えよう。イーベイジャパンは'99年10月に設立し、日本でインターネットリーダーとして地位を築いている企業とパートナーを組みたいと考えていた。今回NECの出資を受け、日本で事業を展開していく。日本版サイトは大成功を収めると確信している」と挨拶した。

また、NEC専務取締役の吉川英一氏は、「NECの狙いはオークションに取り組むことで消費者向けEC分野事業を展開すること。利便性を求める利用者に魅力的なサイトを提供したい。いまはインターネットにおけるビジネスモデルの設計期間と考える。いろいろなモデルを作っている真っ最中だが、明確に言えるのはインターネットにおいてはBtoCがドライビングホースだということ。ユーザーにとってメリットのあるサービスは積極的に行ないたい。いまの通信サービスで、ユーザーが実際に使って儲かるものはあまりない。オークションサイトは売り手になっても買い手になっても得する場合がある。ユーザーが得する場を提供することは大事なことだ」としている。

握手を交わすイーベイジャパン大河原社長(左)とNEC吉川専務(右)
握手を交わすイーベイジャパン大河原社長(左)とNEC吉川専務(右)

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