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松下電器産業、“Let's note”シリーズの新製品として、A4サイズノートPC3機種とB5サイズノートPC2機種を発表

2000年02月17日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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松下電気産業(株)は、ノートPC“Let's note”シリーズの新製品として、A4サイズオールインワンモデル3機種と、B5サイズオールインワンモデル2機種を発表した。価格はすべてオープンプライス。

A4サイズオールインワンモデル

A4サイズノートPCは、CPUにモバイルCeleron-450MHzを採用した『CF-L1EA』、モバイルPentium III-500MHzを採用した『CF-L1ER』、モバイルCeleron-450MHzを採用した企業向けの『CF-L1ES』の3機種が用意されている。

A4サイズの“Let's note”『CF-L1E』シリーズ。本体の天板にアルミニウム合金を、底部にマグネシウム合金を採用している
A4サイズの“Let's note”『CF-L1E』シリーズ。本体の天板にアルミニウム合金を、底部にマグネシウム合金を採用している



3機種とも、64MBのメモリー(SDRAM)と、8.1GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載。ディスプレーは、XGA対応13.3型TFTカラー液晶(1024×768ドット/1600万色)を装備する。グラフィックは米Silicon Motion社のLynx EM4で、VRAMは4MB。56kbpsモデム(V.90/x2対応)を内蔵する。また、『CF-L1ER』と『CF-L1ES』は、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANインターフェースを装備する。

本体側面部に着脱式の24倍速CD-ROMドライブを装備しており、拡張バッテリーと付け替えることも可能。標準バッテリーは本体裏面に装着する仕組みで、初心者でも容易に裏面をはずせるよう考慮されている。バッテリー駆動時間は、標準バッテリーで3.5時間、拡張バッテリー装着時で7時間となっている。また、USB接続の外付け3.5型FDD(1.44MB/1.2MB/720KB対応)を同梱する。

インターフェースは、赤外線通信ポート(IrDA1.1準拠)、USBポート、モデムジャック、パラレルポート、シリアルポート、外部ディスプレー端子、マイク入力、ヘッドホン出力。PCカードスロットはTypeII×1(CardBus/ZV対応)。

ポインティングデバイスである“スマートポインターIII”は、四隅のタップに各アプリケーションの起動やWindows操作を登録できる。製品出荷時は、左上タップに“Eメール”、左下に“インターネット”があらかじめ設定されている。

堅牢性を強化するため、液晶天面部にアルミニウム合金を、筐体底部にマグネシウム合金を採用。また、HDDとそれを保護する金属ケースカバーの間に、衝撃吸収材“ポロン素材”をクッション材として利用している。

本体サイズは、幅297×奥行き236.5×26.3mm、重量は1.97kg。OSはWindows 98 Second Edition。ソフトウェアは、画面上のアイコンをクリックするだけで同社の統合インターネット接続サービス“Hi-HO”への接続設定を自動で行なえる“インターネットスターター”、イラスト入りのメールを作成/送受信できる“イラストメール”、ユーザーの年齢/性別に合わせたおすすめホームページを紹介する“ウェブナビゲーター”などが付属する。また、『CF-L1EA』は、Microsoft Office 2000 Personalをプレインストールする。

『CF-L1EA』は2月19日発売で、推定小売価格が27万円前後、『CF-L1ER』は3月下旬発売で、推定小売価格が33万円前後、『CF-L1ES』は3月4日発売で、推定小売価格が27万円前後。

B5サイズオールインワンモデル

B5サイズノートPCは、CPUにモバイルPentium III-500MHzを採用した『CF-M1ER』と、モバイルCeleron-400MHzを採用した『CF-M1EV』の2機種が用意されている。

B5サイズの“Let's note”『CF-M1E』シリーズ
B5サイズの“Let's note”『CF-M1E』シリーズ



64MBのメモリー(SDRAM)と8.1GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載し、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANインターフェースと56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を内蔵する。XGA対応11.3型TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/約1600万色)を装備し、グラフィックは米NeoMagic社のNM2200、VRAMは2.5MB。着脱式の24倍速CD-ROMドライブと外付け3.5型FDD(1.44MB/1.2MB/720KB対応)を同梱する。

インターフェースは、赤外線通信ポート(IrDA1.1準拠)、USBポート、モデムジャック、マイク入力、ヘッドホン出力、I/Oボックス用ポート。PCカードスロットはTypeII×1(CardBus/ZV対応)。ポインティングデバイスは“スマートポインターIII”。

バッテリー駆動時間は、『CF-M1ER』が標準バッテリーで1.3時間、拡張バッテリー+大容量バッテリー装着時で9.9時間。『CF-M1EV』が標準バッテリーで1.4時間、拡張バッテリー+大容量バッテリー装着時で10.2時間。本体サイズは、幅270×奥行き215×高さ29mm、重量は約1.5kg。

ソフトは、ユーザーの性別と年齢を入力すると、おすすめホームページを紹介する『ウェブナビゲーター』、インターネット接続設定を自動化した『インターネットスターター』などが付属する。OSはWindows 98 Second Edition。

『CF-M1ER』は2月19日発売で、推定小売価格が33万円前後、『CF-M1EV』は3月11日発売で、推定小売価格が25万円前後。

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