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【お知らせ】【速報】セガ、ドリームキャストでビデオメールが送れるカメラ『Dreameye』を発表

2000年02月16日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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(株)セガ・エンタープライゼスは16日、都内で記者発表会を開催し、ドリームキャストに接続して、ビデオメール機能やテレビ電話機能を付加するビデオカメラオプション『Dreameye』(ドリームアイ)を発表した。6月に発売を予定しており、価格は未定。



セガ常務執行役員の佐藤秀樹氏。手に持っているのがDreameye
セガ常務執行役員の佐藤秀樹氏。手に持っているのがDreameye



Dreameyeは、単体ではデジタルカメラとして機能し、Dreamcastに接続した場合にはデジタルカメラに加えてビデオカメラとしても機能する製品。31万画素のCMOSイメージセンサーと、固定焦点レンズを搭載し、本体のフラッシュメモリーに640×480ドットの画像を最大31枚記録できる。

Dreamcastに接続した場合、付属の専用ソフト『Visualpark』(ビジュアルパーク)を使い、テレビ電話機能(インターネット経由および電話によるダイレクト接続)、最大25秒の音声付きビデオメール機能、静止画を使ったフォトメール機能を提供する。静止画像の加工には、米PictureIQ社が開発したフォトレタッチソフト『DreamPhotoFun』(Visualparkに含まれる)を利用する。

DreameyeとVisualparkの開発には、KDD(株)と協力し、特にビデオメール、ビデオチャット機能に使われているビデオ画像/音声圧縮方式“MeeTwo”(仮称)は、KDDテクノロジー(株)がDreameye/Dreamcast向けに開発した。

左から、セガ執行役員の岡村秀樹氏、(株)CSK総合研究所取締役千錦桂介氏、米PictureIQ社社長兼CEOビル・マッコイ氏、CSK会長の大川功氏、KDD取締役の平田康夫氏、KDDテクノロジー代表取締役社長の斉藤利治氏、セガ常務執行役員の佐藤秀樹氏
左から、セガ執行役員の岡村秀樹氏、(株)CSK総合研究所取締役千錦桂介氏、米PictureIQ社社長兼CEOビル・マッコイ氏、CSK会長の大川功氏、KDD取締役の平田康夫氏、KDDテクノロジー代表取締役社長の斉藤利治氏、セガ常務執行役員の佐藤秀樹氏



発表会の席上、Dreameyeの機能説明を行なったセガ・エンタープライゼス常務執行役員の佐藤秀樹氏は、Dreameyeのテレビ電話機能を使い、イタリアのミラノに滞在中の同社の入交社長と話したり、DreamPhotoFunを使って佐藤氏自身の画像を加工して見せるなどした。「以前なら考えられなかった機能が、このような簡単なハードウェアで実現できるようになった」「このDreameyeによって、Dreamcastは眼を持った。今後、この眼を生かしたアプリケーションやサービスを引き続き開発、提供していく」と、画像機能を生かしたゲームも含め、関連製品の登場を示唆した。

DreameyeとVisualparkを使ったテレビ電話機能のデモンストレーション。相手はイタリアに滞在中のセガの入交社長
DreameyeとVisualparkを使ったテレビ電話機能のデモンストレーション。相手はイタリアに滞在中のセガの入交社長



DreamPhotoFunで、画像を加工している様子。加工した画像はフォトメール機能で送ることができる
DreamPhotoFunで、画像を加工している様子。加工した画像はフォトメール機能で送ることができる

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