このページの本文へ

日本IBM、PCベースのデジタル・ビデオ編集システム『Avid Xpress DV on IntelliStation M Pro』を発表

2000年02月15日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本アイ・ビー・エム(株)は15日、PCワークステーションによるデジタルビデオ編集システム『Avid Xpress DV on IntelliStation M Pro』を発売すると発表した。また同時に、業界最高速クラスのグラフィックカードやプロセッサー、チップセットなどを搭載した、『IntelliStation Z Pro』の2モデルと、ミッドレンジシリーズの『IntelliStation M Pro』3モデルを発売する。

『Avid Xpress DV on IntelliStation M Pro』(6868-91J)は、同社製『IntelliStation』に、プロ向けビデオ編集システム『Avid Xpress DV』やDVRaptorなどのDVインターフェースをあらかじめ導入して提供するというもので、'98年12月に発表したアビッドジャパンと同社の映像処理システムに関する協力の一環として発表された。ユーザーは、DVデッキを接続するだけで編集を始めることができる。CPUにPentium III-600EB MHzを採用し、128MBのメモリー(PC600対応RDRAM)と9.1GB+18.1GBのWide Ultra2 SCSI HDDを搭載する。ビデオボードにはMillennium G400、最大48倍速のCD-ROMドライブを装備する。出荷開始予定日は3月24日で、希望小売価格は88万8000円。

『Avid Xpress DV on IntelliStation M Pro』 『Avid Xpress DV on IntelliStation M Pro』



『IntelliStation Z Pro』は、IntelliStationの最上位シリーズ。大規模なデータを複数取り扱うCG制作などに適した3Dモデル(6866-31J)とノンリニアビデオ編集などに適した2Dモデル(6866-21J)がある。CPUにPentium III Xeon-800MHz(31J)および733MHz(21J)を採用、512MB(31J)および256MB(21J)のメモリー(PC600対応300MHz動作RDRAM)と18.2GB(31J)および9.1GB(21J)のUltra160SCSI HDD(10000rpm)を搭載。グラフィックにIntense 3D Wildcat 4110(31J)およびMillenium G400(21J)を装備。出荷開始予定日は3月3日で、希望小売価格は138万円(31J)と59万8000円(21J)。

『Intel[liStation M Pro』は、IntelliStationのミッドレンジシリーズ。3Dモデル2機種(6868-47J/35J)と2Dモデル1機種(6868-30J)がある。CPUにPentium III-800MHz(47J)および733MHz(35J/30J)を採用、512MB(47J)および256MB(35J)、128MB(30J)のメモリー(PC600対応300MHz動作RDRAM)と9.1GBの10000rpm Wide Ultra2SCSI HDD(47J/35J)または13.GBの7200rpm Ultra ATA-66対応HDD(30J)を搭載。グラフィックにIntense 3D Wildcat 4110(47J)およびIBM FireGL1(35J)、Millenium G400(30J)を装備。出荷開始予定日は2月17日(30J/35J)と3月10日(47J)。希望小売価格は111万8000円(47J)と59万8000円(35J)と39万8000円(30J)。

『IntelliStation Z Pro/M Pro』 『IntelliStation Z Pro/M Pro』



いずれのモデルもチップセットにIntel840を採用し、プロセッサー、メモリ、グラフィックス、HDD間の高速データ転送を実現しているほか、デュアルプロセッサー対応で同じプロセッサーをもう1基増設できる。また、全ての製品には、3年間のオンサイトサービスが提供される。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン