このページの本文へ

NTTフェニコムとNTT東日本、多地点でテレビ会議をしながら会議資料が共有できるサービスを開始と発表

2000年02月09日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

エヌ・ティ・ティ・フェニックス通信網(株)(NTTフェニコム)と東日本電信電話(株)(NTT東日本)は8日、NTTフェニコムが提供している“テレビ会議多地点接続サービス”のオプションサービスとして、多地点テレビ会議を行ないながら、参加拠点間で資料などを共有できるサービス“多地点映像・データ会議サービス”(仮称)を、2月14日に開始すると発表した。同オプションサービスは、NTT東日本が提供する、インターネット上のドキュメント配信システムを使用する。提供地域は全国とし、国外からのアクセスも可能。

テレビ会議多地点接続サービスは、共同利用型のテレビ会議専用ネットワークサービス。ISDN対応のテレビ電話やテレビ会議システムを最大1000ヵ所まで同時に接続できる。これまで、ISDN回線の2Bチャネルを利用した128kbpsを基本的な通信速度としてきた。

今回のオプションサービスでは、1Bチャネル(通信速度64kbps)を多地点テレビ会議の通信に使用し、もう1つのBチャネルをインターネット接続に使用して会議の資料を配信する。

ドキュメント配信システムでは、インターネット経由でドキュメント配信サーバーにアクセスした参加者に対し、『Microsoft PowerPoint』で作成された会議・講義資料をリアルタイムに配信する。説明者がページを操作することで全参加者のパソコン上の表示画面が更新され、同じ情報の共有化が可能となる。また、参加者側からの発言の意思表示や、チャットによる参加者間での文字によるコミュニケーションも可能。

オプションサービスの料金は、基本料が1会議あたり2000円で、利用料が10アカウントあたり1時間8000円。テレビ会議多地点接続サービスの料金は、月会費が法人単位で1000円、会議基本費が1会議20端末ごとに500円、会議利用費は1拠点3分40円。

オプションサービスの対応OSは、Windows 95/98/NT 4.0(SP3以上)。テレビ会議多地点接続サービスでは、国際標準 ITU-T H.320に準拠したISDN対応テレビ会議端末が必要。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン