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ナナオ、40万円を切る18.1型TFTカラー液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L660』など2製品を発売

2000年02月08日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)ナナオは、企業向けの大型ディスプレーの新製品として、18.1型TFTカラー液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L660』、および21型カラーCRTディスプレー『EIZO FlexScan F930』を2月18日に発売する。

L660は、従来製品『EIZO FlexScan L66』の後継モデルで、企業内での複数人を対象としたプレゼンテーションや会議、CAD/DTP作業での利用を考慮し、最大輝度やコントラスト比、視野角を向上させている。

18.1型TFTカラー液晶パネルを採用し、最大輝度は200cd/m2。視野角は左右160度/上下160度で、コントラスト比は300:1となっている。最大解像度は1280×1024ドット(1677万色)。同社独自のデジタル技術“D3(D-cubed)テクノロジー”により、精細で見やすい画像を表示できるという。水平走査周波数は27~82kHz、垂直走査周波数は50~75Hz。入力端子はD-Sub15ピン×2。USBハブ機能を搭載しており、アップストリーム×1、ダウンストリーム×4を装備する。

フルスクリーン/拡大表示機能により、ノーマルモード(1:1表示)、拡大モード(固定倍率で拡大表示)、フルスクリーンモード(全画面表示)の3種類から表示モードを選択できる。また、フルスクリーンモードまたは拡大モードで表示した際に、画面ににじみのないシャープな表示にするスムージング機能を搭載する。本体サイズは幅430×奥行き218×高さ455mm、重量は8.8kg。価格はオープンプライスで、推定小売価格が40万円弱。

18.1型TFTカラー液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L660』。デスクトップでの使用のほか、壁面、パーティションなどへも取り付けられるキャビネットデザインを採用している
18.1型TFTカラー液晶ディスプレー『EIZO FlexScan L660』。デスクトップでの使用のほか、壁面、パーティションなどへも取り付けられるキャビネットデザインを採用している



F930は、従来製品『FlexScan E76F』の後継モデル。業務で大型ディスプレーが必要な企業ユーザー向けの製品となっている。

ブラウン管に省電力型の“シャドウマスクCRT”を採用、サイズは21型(対角55cm)で、ドットピッチ0.25mm/水平ピッチ0.21mmとなっている。推奨解像度は1600×1200ドット(最大解像度は1920×1440ドット)。水平走査周波数は30~130kHz、垂直走査周波数は50~160Hz。入力端子はD-Sub15ピン。

白黒をはっきりさせることで、めりはりのある画面表示が可能な同社独自の“ファインコントラスト機能”を搭載する。ディスプレー前面の“オートサイジングボタン”に、ファインコントラスト機能を割り当てることも可能。また、バックラスター輝度の起動時ドリフトを補正して輝度の安定性を向上させる“起動ドリフト補正回路”や、グラフィックスカードごとの出力の誤差を補正する“自動カラー補正機能”を搭載する。本体サイズは幅494×奥行き520×高さ486mm、重量は29kg。価格は19万8000円。

企業向けスタンダードモデルの21型カラーCRTディスプレー『EIZO FlexScan F930』
企業向けスタンダードモデルの21型カラーCRTディスプレー『EIZO FlexScan F930』

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