マイクロソフト(株)は、米マイクロソフト社よにる米ビジオ社の買収が1月7日に完了したことに伴い、これまでビジオ・ジャパン(株)が販売していたビジネス向けグラフィックソフト『Visio(ビジオ)』シリーズ製品について、販売権をマイクロソフトに移行、2月18日よりマイクロソフトが販売すると発表した。
マイクロソフトが販売を開始するVisio製品は、『Visio 2000 Standard
Edition 日本語版』、『Visio 2000 Technical Edition 日本語版』、『Visio 2000
Professional Edition
日本語版』の企業向けライセンス製品で、同社のライセンス制度“Microsoft
Open License”および“Microsoft Select”によって提供する。店頭向けのパッケージ製品は、2月25日に発売する。
なお、登録ユーザー向けにすでに通知されている『Visio 2000
Professional Edition
アップグレード』については、販売形態に変更はない。また、'99年11月15日から2000年2月29日までの無償アップグレードキャンペーン期間中に、『Visio
Professional 5.0 Plus』を購入し、申し込み手続きを行なったユーザーに対しても、当初の予定どおりに発送手数料1000円負担のみで『Visio
2000 Professional Edition アップグレード』を送付する。
Visio製品の技術サポートもマイクロソフトが提供するが、サポート窓口は、電話番号をはじめ以前ビジオ・ジャパンが設置していたものを存続させるという。