(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は4日、同社が運営する音楽配信サービス“bitmusic”(ビットミュージック)を、日本アイ・ビー・エム(株)の“MediaDirect”(The
Electronic Media Management System)に対応させると発表した。
bitmusicは、SMEが'99年12月に運営を開始した有料の音楽配信サービス。従来は、マイクロソフト(株)の“Windows
MediaTechnologies”だけが対応していた。9日からは、Windows
MediaTechnologiesに加え、MediaDirectへの対応を開始する。
MediaDirectを利用してbitmusicを鑑賞するためには、専用のプレーヤーソフト『bitmusic
PlayerType E』が必要となる。bitmusic PlayerType Eは、音声圧縮技術として、MD用圧縮技術ATRACを発展させた“ATRAC3”を採用。タイトルやアーティスト名を50音順にソートして表示できるほか、Sony
Music Online Japanのウェブサイトに直接リンクする機能を搭載する。対応OSはWindows
95/98。4日よりSMEのウェブサイトを通じて、ダウンロードによる配布を行なう。
また、SMEはこれにあわせて、従来のWindows Media Technologiesに対応するプレイヤーソフト『bitmusic
Player Type W』を、同社のウェブサイトを通じてダウンロード配布する。
『bitmusic PlayerType E』 |