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米インテル、ロックウェル・インターナショナルの半導体製造施設の取得計画を発表

2000年02月04日 00時00分更新

文● 編集部

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インテル(株)は3日、米インテル社が現地時間の2日、米ロックウェル・インターナショナル社のコロラド州コロラド スプリングスにある半導体量産製造施設(ファブ)を購入することで、了解覚書を交わしたと発表した。

同社の上席副社長兼技術開発・製造部門本部長のマイケル・スプリンター(Mike Splinter)氏は、「インテルは、この製造施設により、多様なインテル製品に対する需要増を満たすため、製造能力の増強を迅速に実現する計画である」と述べた。正式契約に合意し、承認手続きなどが予定通りに完了した際には、今年後半を目標に、コロラド スプリングスでフラッシュメモリーの製造を開始する予定。

現在、コロラド スプリングスの施設は休止中であるが、2棟のファブと複数の関連施設で構成されている。第1ファブは'80年代初頭に建設された製造およびサポート施設。第2ファブは'96年に建設されて以来利用されていない。第2ファブのクリーンルームには、コミュニケーション/ネットワーク機器およびコンピューター機器などに利用される、フラッシュメモリーやロジック製品の製造設備が導入される予定。

インテルは、同施設に約15億ドル(約1620億円)を投資し、建設および製造設備の搬入を開始するという。本格的に稼動すると、コロラド スプリングスで1000以上の新規雇用が創出される見込みとしている。

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