米イーストマン・コダック社と米ヒューレット・パッカード社は3日(現地時間)、写真フィルムとデジタルファイルの双方に対応した写真処理システムを製造する、世界規模の合弁会社を設立すると発表した。
新しい合弁会社は、HPのサーマルインクジェット技術とデジタルイメージング技術、コダックの銀塩写真技術とデジタル写真技術を融合した、小型で店頭に設置可能な写真処理システムを開発する予定という。
設立は今年中に行なわれる予定で、米コダックと米HPが対等に出資するとしている。2005年までに5億ドル(約540億円)~10憶ドル(約1080億円)の売上を達成する見込みという。コダック(株)によると、日本市場への進出も予定されているという。どのように展開されるかは設立が発表されたばかりであり未定としている。