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三菱電機、データベースを統合管理するデータインテグレーション製品を発表

2000年02月03日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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三菱電機(株)は3日、データベースを統合管理するデータインテグレーション製品『Enterprise PowerMart HUB』、『Enterprise PowerMart』、『PowerMart』を発表した。

同製品は、各種のデータベースや基幹業務システムなどが混在する環境で、それらのデータを統合管理、データ変形を担当する“ハブ”の役割を果たすもので、米Informatica社と共同開発したという。

同製品を利用することで、既存のシステムのデータ資源を生かせ、業務の再構築や統合が、エンタープライズデータウェアハウスやデータマートだけで構築する場合に比べて、構築時間を少なく、管理を容易にできるという。

また、複数システムのデータを仮想的に統合し、それをエンドユーザーが利用できる。このような処理の構築には、GUIベースのプログラミングレスの環境を利用する。データソースの定義、結合処理、計算処理、抽出処理などのオブジェクトを線で結合していくことで設計するようになっている。

設計画面
設計画面



同製品は、メインフレームのCOBOLファイルのデータ定義自動構造解析や、ERP、RDBからメタデータの自動抽出やデータ処理フロー作成支援機能などの“データベース支援機能”、メタデータ管理機能やユーザー管理機能、実行監視機能などの“データ運用管理支援機能”を装備している。

対応OSは、UNIX(HP-UX、Solaris、AIX OS)、Windows NT4.0以降。対応しているデータベースは、SAP R/3、Oracle、Microsoft SQL Server、DB2 UDBなど。価格は1220万円から。

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