日本電気(株)は、電子メールに対応したインクジェットFAX『スピークス(speax)J22CL』を発表した。2月21日に発売を予定しており、価格は8万円。
スピークスJ22CLは、通常のFAXを送受信する機能のほか、電子メールを送受信する機能を搭載する。本体のダイヤルボタンを使ってメール本文を入力して送信できるほか、紙の文書や写真などをスキャンしたものを添付ファイルとして送信できる。受信したメールの添付ファイルをプリントアウトすることも可能。添付ファイルの形式は、Word、Excel、PDF、BMP、JPEG、非圧縮TIFFに対応する。メールアドレスは、3つまで取得できる。メール送受信機能を利用する場合は、1アドレスあたり月額100円の基本料金が必要となる。
本体にはバックライト付きの液晶ディスプレーを装備しており、漢字の表示も可能。印刷には、インクジェット方式を採用している。紙の原稿を最大30枚まで連続して複写するコピー機能も搭載。印刷用紙サイズは最大A4まで対応。送信はB4まで対応する。本体サイズは幅350×奥行き330×高さ155mm。重量は約4.9kg。