日本電気(株)は、指紋を利用した認証モジュール『SA101』を発表した。SA101は、静電容量方式で指紋を読み取るセンサーに、専用プロセッサーを組み合わせたモジュール製品。最大100の指紋照合が可能で、誤認証はほとんど無い(0.0002%以下)という。モジュールのサイズは、センサー部が縦26×横40mm、認証部分が縦44×横48mm。インターフェースはシリアル(RS-232C)を採用する。
SA101の開発用サンプルの価格は、20指登録タイプで10万円から。本日よりサンプル出荷を行なっている。同社では、今後1年間で1万台の販売を見込んでいる。