マイクロソフト(株)は、インターネット上でのオンライン決済を行なうためのユーザー認証技術“Microsoft
Passport”を、国内の電子商取引市場向けに導入すると発表、一般ユーザー向けPassportアカウントの無償登録受付を専用ホームページ上で2月1日に開始する。
Possportは、オンラインショッピングの際にユーザー登録と認証手順を簡素化できる“シングル
サインイン
サービス”と、オンラインショッピングのための電子財布機能“Passport
Wallet サービス”を提供する。
シングル サインイン サービスは、1度サインイン名とパスワードを登録すると、すべてのPossport対応サイトへサインインできる機能で、ユーザーはサイトごとにユーザー登録を行なう必要がなくなる。Passport
Wallet
サービスは、ユーザーがオンラインショッピングに利用するクレジットカード情報や配送先情報などを事前に登録しておくと、サイトで製品を購入する際に、クレジットカード情報や配送先情報を入力する手間を省けるというもの。
Possportは無料で利用可能。また同社は、Possportの採用を予定している企業向けに関連技術資料とSDKを、2月1日にホームページ上で無償提供するという。
1月31日現在で、Passportの採用を予定しているクレジットカード会社およびショッピングサイトは以下の通り(順不同)。
・(株)ジェーシービー(http://www.jcb.co.jp/)
・(株)ディーシーカード(http://www.dccard.co.jp/)
・(株)日本ダイナースクラブ(http://www.diners.co.jp/)
・ユーシーカード(株)(http://www.uccard.co.jp/)
・HMVジャパン(株)(http://www.hmv.co.jp/)
・ジェイブック(株)/(株)文教堂(http://www.jbook.co.jp/)
・(株)ソフマップ(http://www.sofmap.com/)
・(株)日比谷花壇(http://www.h-a-n-a.com/)
・(株)フリーウェイ(http://www.twotop.co.jp/)
・(株)ワールドフォトプレス/サイトデザイン(株)(http://www.monomagazine.com/)