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NTT-MEなど、インターネットマンション見学会を開催--ワイヤレス技術を使い大規模配線工事が不要な新システム

2000年01月31日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)とワイヤレスインターネット(株)は27日、インターネットマンションの記者見学会を開催した。場所は東京・豊島区のマンションで、2社が今月25日に発表したマンション向けのワイヤレスインターネットシステムを試験的に設置している。

今回、同サービスの実地実験に使用した東京・豊島区のマンション概観。屋上に親機アンテナ、個室から子機アンテナがのぞいている 今回、同サービスの実地実験に使用した東京・豊島区のマンション概観。屋上に親機アンテナ、個室から子機アンテナがのぞいている



このシステムは、データ伝送用の親機アンテナ『わくわくウェーブAP』とその遠隔制御装置をマンション構内に1台設置し、各戸に子機『わくわくウェーブ』を置くというもの。ワイヤレス技術採用したことで新たに大規模な構内配線工事を行なう必要がなく、既存の建物にも手軽に導入できる。

バックボーンは、光ファイバーのデータ伝送サービスを利用したNTT-MEの高速・広帯域マルチメディアサービス“XePhion(ゼフィオン)”。構内での通信速度は2Mbps程度。子機とユーザーのパソコンとの間は、10BASE-Tで接続する。親機はボックス型の形状で、サイズが幅200×奥行き246×高さ130mm、重量が2040g。子機は円盤型の形状で、直径160×40mmで、重量が250g。

屋上に設置した親機
屋上に設置した親機



親機の遠隔制御装置。ルーターを内蔵したパソコン。管理人が具体的操作をする必要はない
親機の遠隔制御装置。ルーターを内蔵したパソコン。管理人が具体的操作をする必要はない



個室のベランダに設置した子機。写真は試作機で、円盤型ではなくボックス型の形状
個室のベランダに設置した子機。写真は試作機で、円盤型ではなくボックス型の形状



周波数管理とシステムの基本設計はワイヤレスインターネットが担当。工事費は50世帯のマンションの場合1世帯あたり2万5000円。機器利用料とインターネット接続料は、50世帯のマンションの場合で1世帯あたり月額3900円程度。なお、インターネットプロバイダーはNTT-MEの“WAKWAK”、光ファイバー伝送サービスはNTTグループの“ATMメガリンク”(0.5Mbps~)を推奨しているが、他のサービスの導入も可能。

同システムの販売開始は、2月1日。2社は同システムの設置目標にいて、年間20万戸を目標としている。

写真は、ビル間ワイヤレス通信用のアンテナ試作機。将来は、同一敷地内でのビル間通信も視野に入れているという
写真は、ビル間ワイヤレス通信用のアンテナ試作機。将来は、同一敷地内でのビル間通信も視野に入れているという

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