日本シスコシステムズ(株)の発表によると、米シスコシステムズ社は17日、電子認証用のプロトコル“SCEP”(Simple
Certificate Enrollment Protocol)に関する発表を行なった。
SCEPは、電子商取引やVPN(Virtual Private Network)の電子認証を送受信する方法を規定するプロトコルで、同社と米ベリサイン社が共同で開発したもの。既に、米マイクロソフトや米RSAセキュリティ社、米Cylink社、米サイバートラスト社などが、SCEPの採用を表明している。
SCEPは、『Cisco Secure Integrated VPN Software』や『Cisco Secure PIX Firewall』といったシスコの製品で利用でき、今後、他のベンダーの採用が進めば、PKI(公開鍵基盤)の普及・推進が期待されるという。なお、SCEPの仕様書は、米シスコシステムズのウェブサイトで公開されている。